【コース概要】
この 4 日間のトレーニングコースは、業継続マネジメント(BCM)の実務に必要な基礎知識を網羅的に学べるように構成されています。コースの内容は、BCM のガイドラインとして世界で最も参照されている「Good Practice Guidelines」に準拠しているので、世界標準となっている BCM の手法を体系的に学ぶことができます。
BCM に関する世界中のエキスパートの経験やノウハウが集積された、世界標準となっている手法を学ぶことによって、BCM をより無駄なく効果的に実践できるようになります。また、海外の取引先に対して自社の BCM の取組状況を説明し、理解を得ることが、より容易になります。
さらに、講習の後に「CBCI 試験」に合格すれば、BCM の実務者として国際的に通用する資格が得られます。
(参考)BCI とその資格認定制度について
BCI とは The Business Continuity Institute の略で、BCM の普及啓発を推進している国際的な非営利団体です。1994 年に設立され、英国を本拠地として、世界 100 カ国以上で 9,000 名以上の会員が活動しています。また BCI が編集・発行している「Good Practice Guidelines」は、BCM に関して世界で最も広く参照されているガイドラインのひとつであり、このガイドラインに基づく試験に合格することで得られる「CBCI」という資格は、BCM の実務者にとって必須の資格として世界的に認知されています。
本トレーニングコースはシンガポールの BCP Asia 社によって提供されるものです。
BCP Asia 社(https://www.bcpasia.com/)は、2008 年にこのコースに関するアジア太平洋地域で最初の BCI 公認トレーニングプロバイダーとなって以来、60 回以上の研修を実施し、1,500 人以上の専門家を育ててきました。これまでの CBCI 試験合格率が 90% 以上という実績のある企業です。
【コースの目標】
- 世界各国で標準的に用いられている手法に基づくBCM の実践に必要な知識を理解し、身につける
- CBCI 資格認定試験に必要な全ての知識を学ぶ
【コースの対象者】
- 実務で BCM に携わっておられる方々
- BCM に関する仕事に就くことを目指しておられる方々
【コースの構成】
コースの内容は Good Practice Guidelines に基づいて次のような構成となっており、事業継続計画(BCP)の作成にとどまらず、BCM の実務全体がカバーされています。
-
- ポリシーおよびプログラムのマネジメント(適用範囲の設定やプログラム全体の計画など)
- 事業継続の適用(教育訓練や意識付けなど)
- 分析(事業影響度分析やリスクアセスメントなど)
- デザイン(事業継続戦略の検討など)
- 導入(BCP の作成と管理、コミュニケーション計画など)
- 妥当性の確認(演習や BCM 活動の見直しなど)
詳しくは BCP Asia 社の Web サイト(下記)をご参照ください。
https://bcpasia.com/training/cbci-japan/
【講師】
- 弊社代表 田代邦幸
講習は日本語で行われます。
教材として英語版の BCI 公式テキストと日本語の補助資料を使用します。
【受講費】
受講費は BCP Asia 社のサイトに掲載されていますので、下記 URL からご確認ください。
https://bcpasia.com/training/cbci-japan/
※ BCP Asia 社にお支払いいただくため消費税は適用されません。
【開催日程】
現時点で予定されている研修は次の通りです。
- 2023 年 9 月 19 日(火)〜22 日(金)
- 2023 年 11 月 27 日(月)〜30 日(木)
今後の開催日程は決まり次第アップデートさせていただきます。
【お申し込み】
お申し込み手続きは BCP Asia 社の Web サイト(下記)からお願いいたします。
- 2023 年 6 月実施分: https://bcpasia.com/cbci-japan-form-jun/
- 2023 年 11 月実施分: https://bcpasia.com/cbci-japan-form-nov/
もし手続きがうまくいかない場合や、手続きの方法が分からない場合は、弊社にてサポートさせていただきますので、弊社 Web サイトの「お問い合わせ・ご連絡」フォームからご連絡ください。
【CBCI 資格認定試験】
試験は受講者の希望する日時に別途オンラインで行われます。
120 問の選択式で、制限時間は 2 時間です。試験は全て英語ですが、非英語話者には若干の時間延長が認められます。
CBCI 資格認定試験に合格してから3年以内に、CBCI と同等レベルとなる AMBCI(Associate Member)の年会費を支払うことで、BCI から認定されます。さらに、より高い会員資格である MBCI(Member)および FBCI(Fellow)の取得を目指すこともできます。
研修コースを申し込まれる際に CBCI 資格認定試験もあわせてお申し込みいただければ、研修終了後に受験の方法が案内されます。
【お問い合わせ】
弊社 Web サイトの「お問い合わせ・ご連絡」フォームからご連絡ください。
合同会社 Office SRC 代表 田代邦幸