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ホリカフーズの災害用非常食を食べてみた

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今日、某所にてホリカフーズの災害用非常食をいただきましたが、自宅には既に十分の備蓄があるので、早速食べてみることにしました。

いただいたのはこちらの「和風ハンバーグ」。買うと 1,000 円以上します。

(ホリカフーズ Web サイト)http://www.foricafoods.co.jp/rescue/589

私自身、いろいろな災害用非常食を食べたことがありますが、こちらのように加温するタイプは初めてです。箱の裏面に温め方が書いてあります。

まず箱を開けて中身を確認します。外箱に書いてある賞味期限は 2022 年 7 月ですが、ごはんの賞味期限は 2024 年 8 月、発熱剤の有効期限は 2026 年 2 月でした。

ちなみに手前に見えるウェットティッシュのような袋は紙ナプキンです。手を拭くためではなく、熱くなった袋を取り出すときのために入れてあります。

箱の裏面に書かれている手順通りに準備を進めます。発熱剤、ごはんパック、おかずパックをジッパー付きポリ袋に入れ、これを外箱に入れ、発熱溶液を注入してジッパーを閉じます。

発熱溶液を注入した直後から 5 分間くらいは結構勢いよく蒸気が吹き出しますが、その後若干落ち着きます。説明によると蒸気が約 20 分にわたって発生し、その後 10 分蒸らすことになっていますが、今回は 15 分程度で蒸気の発生がほぼ止まったので、そこから 10 分蒸らして合計 25 分で加熱完了ということにしました。

あとは取り出して食べれば良いのですが、ポリ袋が深いうえに熱くて迂闊に手を突っ込めないので、取り出すのに少々難儀しました。袋を破って取り出すにも袋が丈夫で破れなかったので、割り箸か何かがほしいと思いました。

取り出した後も発熱剤はしばらく熱いので注意が必要です。箱に入っている状態で加熱している間は箱の底に敷いてあるダンボールが断熱材となっているので大丈夫なのですが、箱から出した状態でテーブルに直置きすると、テーブルの材質によっては溶けたり変色したりするかも知れません。

さて肝心の食事の方は、取説より 5 分ほど短い時間でしたが加熱も十分で、美味しくいただきました。

もちろん完食 (^_^) 。

やはり温かい食事はありがたいものです。単価が高いので企業などで大量に備蓄するには不向きかもしれませんが、家庭での備蓄ならば総額も知れたものですから、少々高価でも温かい災害用非常食を備えておいたほうが良いのではないかと思いました。

なお留意点として、実際に食べるときにはあまり空腹が進まないうちに準備を始めたほうが良いと思います。腹がグゥグゥなり始めてから 30 分待たされるのはなかなか辛いものがあります。
実は今回がまさにそうでした。