約 4,000 人が在宅勤務に移行した事例(GMO インターネット)

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GMO インターネット(株)において、新型コロナウィルスの影響を受けて在宅勤務に移行した際の事例が、Chatwork(株)の Web サイトに掲載されています。

『GMOインターネットグループに聞く緊急時のテレワーク移行のポイント -なぜ約4000人が在宅勤務へスムーズに移行できたのか?-』
https://go.chatwork.com/ja/column/telework/gmo-interview.html

この記事によると、GMO インターネットグループでは 1 月 27 日に在宅勤務への移行が行われたそうで、対象者は約 4,000 人だそうです。

同社では 2011 年の東日本大震災をきっかけに在宅勤務のシミュレーションを行い、また毎年 5 月に全ての国内拠点で一斉にリモート勤務への切り替え訓練を行うなど、周到な準備を重ねてきたそうです。日頃からの準備がいかに大事かをあらためて教えてくれる事例だと思います。

また、在宅勤務のための環境整備にかかる費用について会社から補助金を出したり、セキュリティなどの関係で在宅勤務ができない業務のために出社している従業員に対しては弁当を出すなど、在宅勤務をサポートする施策を講じておられるそうですが、一方で出社する従業員が減ったためにオフィス運用コスト(水道光熱費など)が浮いた分を、これらの施策に回すという工夫もされているとのことです。

当然ながら Chatwork をどのように活用しているかについても説明されており、在宅勤務におけるコミュニケーションの重要性や留意点が具体的に分かる記事で、大変参考になりました。

 

合同会社 Office SRC 代表 田代邦幸

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