YouTube 「事業継続マネジメントについて語りつくすチャンネル」にて、「第 5 回: 中小企業にとって BCM は難しいのか?」を公開させていただきました。
中小企業の皆様が、事業継続への取り組みを考えていただけるきっかけになればと思います。
合同会社 Office SRC 代表 田代邦幸
「リスク対策.com」 Web サイトに連載記事を掲載していただきました。
【海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!】
第96回:英国の企業や慈善団体におけるサイバーセキュリティー対策の実態
英国デジタル・文化・メディア・スポーツ省 / Cyber Security Breaches Survey 2020
昨年 7 月 2 日に紹介させていただいた調査報告書の 2020 年版です。
英国内の企業や慈善団体におけるサイバーセキュリティ対策の実施状況が、様々な観点から調査されているので、自らの組織における対策状況を本報告書とを照らし合わせてみると、現在の対策状況を網羅的に見直すことに役立つのではないかと思います。
下記 URL をクリックしてお読みいただければ幸いです。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/29184
合同会社 Office SRC 代表 田代邦幸
ここ数年は大規模な豪雨災害が頻発したこともあって、自治体からの避難勧告などの発令や、実際の避難行動、さらに避難所の開設などいった場面が度々ありました。それに伴って、避難勧告等の発令の内容やタイミング、避難のしかた、さらには避難所の開設や運営などが、マスコミを含め様々なところで話題になりました。
しかしながら、このようにあちこちで「避難」に関する説明、会話、議論が行われている中で、「避難」という言葉の意味や使い方に関して、若干の誤解や混乱が見られます。
災害に関する「避難」には、大きく分けて次の 2 つの意味があります。これらを正しく理解しておくことが、災害に対する備えや、いざという時の適切な避難行動に繋がると思いますので、今のうちにしっかり理解していただければと思います。
それぞれ右側のカッコ内に書いたように、英語ではそれぞれ別の単語があるのですが、日本語では両方とも「避難」と呼ぶので紛らわしいのです。したがって、文章や会話の中で「避難」という言葉が出てきたら、この場合は a)、b) どちらのことなのか?を考えて区別しないと、誤解が生じたり話が噛み合わなくなったりします。
本稿では混乱を避けるために、上の a) を「避難行動」、b) を「避難生活」と仮に呼ぶことにします(注 1)。
典型的な例としては、これらが混同された結果、「避難 = 避難所に行くこと」という思い込みができてしまうという問題があります。しかも過去の災害事例で再三問題になっているように、避難所生活には様々な困難があり、特に目立った課題の一つとして、犬などのペットと一緒に避難所に入れないという問題があります。もしペットを飼ってられる方がこの問題を知っており、かつ「避難 = 避難所に行くこと」だと思いこんでしまうと、
避難所にペットを連れて行けない
↓
自分は避難所に行けない
↓
自分は避難できない
と考えて自宅にとどまり、結果的に災害に巻き込まれて犠牲になってしまうという悲しい結果になりかねません。
そこで「避難行動」と「避難生活」とを区別していただき、「ペットと一緒に避難生活ができない」としても、「ペットと一緒に避難行動をとることはできる」と考え、自分自身やペットの命を守る行動をとっていただきたいと思います。
以下、少し長くなりますが、これらの意味や根拠について具体的に説明させていただきます。
リスク対策.com Web サイトに連載記事を掲載していただきました。
【海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!】
第 95 回: 海外企業における新型コロナウイルスへの対応状況【続報】
BCI / Coronavirus Organizational Preparedness 2nd Edition
3 月 24 日に掲載していただいた第 93 回で紹介した、BCI によるアンケート調査の続報です。ほぼ同様のアンケートを 2 週間後に実施したところ、この 2 週間における様々な施策の実施状況の変化がわかる貴重な調査となりました。
下記 URL をクリックしてお読みいただければ幸いです。
https://www.risktaisaku.com/articles/-/28441
合同会社 Office SRC 代表 田代邦幸
note で始めたマガジン「Good Practice Guidelines を読み解く」にて 4 本目の記事を投稿しました(ようやく GPG 本体の内容に入りました)。
BCI GPG を読み解く 〜 #4 「事業継続ポリシー」を決める (PP1-1): https://note.com/ktashiro/n/n7bf10ce63a9b
ここで説明されているのは「business continuity policy」の作り方です。なぜ「policy」を「方針」と呼ばず、わざわざ「ポリシー」と訳しているのか、という事も含めて解説させていただきました。詳細はリンク先をお読みいただければと思うのですが、「事業継続方針」という言葉から想像される内容と GPG で推奨している内容との間には、ちょっと隔たりがあると思いますので、本稿ではあえて「事業継続ポリシー」と約しています。
これから BCM に取り組まれる方々だけでなく、皆様の組織における BCM に関する各種文書に関して見直しをされる際にも、参考にしていただければ幸いです。
合同会社 Office SRC 代表 田代邦幸
新建新聞社から『月刊 BCP リーダーズ』2020 年 4 月号が発行されました。
〜 企業は感染症に勝てるか?/新型コロナパンデミックが問うBCP 〜
購入は新建新聞社 Web サイトからどうぞ。 –> https://www.risktaisaku.com/category/BCP-LReaders-vol1
合同会社 Office SRC 代表 田代邦幸
note で始めたマガジン「Good Practice Guidelines を読み解く」にて 3 本目の記事を投稿しました。
BCI GPG を読み解く 〜 #3 GPG の前書き: https://note.com/ktashiro/n/nb8403cef3d5a
今回は GPG の前書き 4 ページの中から要点をピックアップして解説しています。ここでは、事業継続とは何か?、GPG とは何か?誰のために作られたのか?というような基本的な事項について記述されています。
合同会社 Office SRC 代表 田代邦幸